雪が積もり始めた常念岳へ
2019.11.9
〜常念岳へ〜
コースとコースタイムは以下。
駐車場から登山口まで20分ほどかかるので総合して大体9時間の行程となりました。
※すでに雪山となっているので、冬山装備(アイゼンorチェンスパイク、ピッケル、防寒着など)が必須となります。無理な登山は危険ですので注意してください。
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今回は日帰りで念願の常念岳へ。
駐車場に向かう道中見上げれば紅葉が。まさかまだ紅葉を見れるとは思ってもなかったので得した気分で登山をスタート。
一の沢駐車場から登山口まで大体20分くらい歩きます。タクシーで行かれる方は登山口まで行ってくれるそう。
ここからスタート。
登る前にトイレへ行きましたが、こちらのトイレとても綺麗でした。女性陣はトイレ事情結構気にしますよね?あれ?わたしだけ?
最初の2時間くらいはゆるやかな登りが続きます。登りだしがゆるやかだと嬉しい。恋バナに花を咲かせながらテクテク
樹林帯を抜けると今度はゴロゴロと岩場道に。
そうこうしてる間に、いつのまにか氷をまとった岩場が出現。そしてこの辺からいくつか、川を渡らなければ行けなくなります。そして、この時期の早朝は、見事にツンツルテン状態のため慎重に歩みを進めなければすっ転びます。私たちがオドオドしていると、前方を歩いていた男性がジェスチャーでアイゼン!アイゼン!と教えてくれました。
なるほど!!アイゼンつければ良かったのか!と、気づいて当たり前のようで、全く気がつかずこれまた一つ勉強になりました。
これが本当にすごい。今回は事前に数日前に登っていた方々の情報を元にチェーンスパイクで行きましたが、滑らない。
おぉ!!と感動の歓声をこぼしながら慎重に歩みを進めます。
このように板が張られてる所もあれば、無い所もあります。無い所は石を渡らないと行けないのですが、そこがツルッとポイントなので注意が必要です。
そこを超えると再び樹林帯にでます。
ちょっとずつ高度を上げ大体2100メートル付近。
奥に見える白い部分は綺麗な雲海です○ここから少し登りが続くため小休憩しながら登りつめていきます。
上を見上げれば山頂?付近が丸見え。
おぉ!雪が積もってる。なんだか歩いてる現在位置と、山頂よりも少し下には雪なんてないのに、不思議な感覚です。久々の雪山にワクワクした気持ちを抑えるのに必死。へへへ
そしてついに、常念小屋に到着。丁度数日前に小屋閉したそうで、中には入れませんでした。次来るときは開いている時にぜひお邪魔します。
ここに辿り着いたら北アルプスがドドーーーーンッと丸見え。槍ヶ岳も一目で発見。探す必要なんてありません。だって、すぐそこに俺様気分でこちらを見てるんだから。
ん〜本当にカッコいい。
常念小屋から常念岳に向かう道は、見上げるとかなりの急登。まじか、これを登らねば登頂できぬのか…と目を少し伏せたくなりつつも、安心してください。ジグザグと登っていくので思いのほか大変ではありません。そして振り返れば横通岳。
右を向けば槍ヶ岳に、燕岳etc
全く飽きない景色を見ながら山頂に向かうのはなんとも気持ちがいい。
3分の1くらい登ったところで、雪道となるので、再びチェーンスパイクを装着。
ギシギシと雪を踏みしめる音に懐かしさと
これこれ、この感覚!!と雪山インした事に喜びをかみしめていました。
山頂に着いた〜!!!と、思ったら山頂はひとつ先で、でたでた。山あるある。
山頂かと思いきや違ったパターン。山は焦らすのがとても上手だと思う。ほうほう。だから山にみんな惚れ込むのか!恋愛においても焦らしって時に大切ですよね。笑
そして、ついに登頂♡
常念小屋から大体1時間ちょっとでした。
この日は本当雲がほとんどなくて快晴、かつ無風だったため全然寒くなかったです。
山頂にいる方々と、ここから見える絶景を共有しあい、しばらく立ち止まりぼーっと眺める。
十分に堪能させていただきました⚪︎○⚪︎
12時回っていた事もあり、3人ともお腹がペコペコ。次第に景色《お昼ご飯にかわり、急いで下山。
先ほどの常念小屋付近で、それぞれ持参したお昼ご飯をぺろり。この日はクラムチャウダーのみ作成。(とはいってもインスタント)
お腹も満たされたため、黙々と一気に下山しました。
初めての常念岳はコースタイムを調べても
1泊2日もしくは9時間ほどの行程となっているため内心登れるかな?と、ヒヤヒヤでしたが、思いのほか始めがゆるやかなので辛い…辛いとはならず楽しみながら登れました☺︎
やはり、みんなで語り合える程の歩行速度で歩くのが一番心地よく、楽しいですね。
次は夏ごろに常念岳からの蝶ヶ岳縦走を果たしたいです^^

アルプスに八ヶ岳、富士山などの贅沢な山々に囲まれた甲信越に在住。
休みがあれば近所のお山から少し足を伸ばした先まで登りに出かけています。
山がある暮らしを満喫中